活動報告

堀尾正明さん講演会

昨日は、NPO法人ふじみ野明るい社会づくりの会と埼玉県が主催する『堀尾正明講演会・共に助け、共に生きる、支え合いのまち』に参加しました。

今、少子高齢化が進み、希薄化する地域社会の中で、そこで暮らす人々が、どのように支え合って良好な地域コミュニティを形成していくか、大きな課題となっています。

それは、これからの時代、福祉をはじめ、防犯や防災、子育て、環境など、あらゆる分野において、行政だけに頼ることはできず、自助と共助が求められているからです。

講演の中で、堀尾さんは、過去に担当したNHK番組『ご近所の底力』で取り上げた杉並区馬橋地区の地域防犯活動の事例を紹介されました。

年間100件の空き巣被害が出る地域を、どのようにして被害数件にまで軽減させていったのか・・・

それは、地域住民が巡回し、通りすがりの方に声掛けを行うこと、すなわち『あいさつ運動』を展開していったからでした。

あいさつから、ふれあいのきっかけができ、やがて人の輪が広がっていくと、地域が活性化されて、多面的な効果が生まれます。

テーマであります“共に助け、共に生きる、支え合いのまち” 、そのまちづくりは、『おはよう、こんにちは、こんばんは』から、始まるように感じました。

堀尾さんは、ユーモアをたっぷり交えてお話され、たびたび会場から大きな笑いを誘っていました。

最後に、「予定時間をオーバーしてしまった」と言っておられましたが、こちらは、まだまだ聴き足りないような気分で会場を後にしました。

関係者の皆様には、素晴らしい講演会をありがとうございました。