去る2月7日、サイバー犯罪に巻き込まれないための情報セキュリティをテーマとした議員研修会に参加しました。
埼玉県警察本部サイバー犯罪対策課から講師の方をお招きし、コンピューターウィルスによる企業の顧客情報等の漏えい、ネットショッピングでの詐欺、誹謗中傷メール、出会い系サイトでの犯罪被害など、様々な事例をご紹介していただきました。
また、インターネットを利用したサイバー犯罪は、匿名性が高いことや、犯罪の痕跡が残りにくいこと、さらには時間や場所に制約されないことが特徴として挙げられ、その手口も巧妙化しているとのことでした。
今後も、ＳＮＳ（ソーシャルネットワーキングサービス）は、日常生活から経済活動に至るまで幅広い分野において、ますます有効性を発揮し、拡大し続けると思います。他方で、ネットを介して人を傷つけるような書き込みをされ、自殺したケースや、出会い系サイトの利用によって、子どもたちが性犯罪や殺人事件に巻き込まれたニュースなどを耳にします。
そう言った犯罪被害に遭わないためにも、家庭や学校でのＳＮＳ教育の充実や社会全体としての安全利用のための啓発、そして利用者の意識向上が求められていると感じました。
