活動報告

富山市視察研修(1)

去る7月12日、13日の2日間、会派の視察研修で富山市を訪問しました。

人口約42万人の中核市である富山市は、第二次大戦末期に大空襲に遭い、中心部のほとんどが焼失し、戦後、大規模な土地区画整理事業が実施され、現在の整然とした街並みが形成されました。

市街地を歩くと広々とした道路や歩道、公園・広場等が配置されていて、街並み全体に『ゆとり』を感じされる都市のイメージが湧いてきました。

さて、このたびの主な研修テーマですが、『富山市学習支援事業』と『富山型デイサービス』についてでした。

その一つの『富山市学習支援事業』は、生活保護世帯・児童養護施設・ひとり親家庭の子どもたちに対して、学力をつけることで貧困の連鎖を防ぐことを目的として取り組んでいる事業です。

具体的には、生活保護世帯の子どもたちや児童養護施設の入所者(原則として、いずれも中学生を対象)対して、月数回、自宅や施設に出向いての家庭訪問型の学習支援を実施し、ひとり親家庭の中学生に対しては、月2回、土曜日に、公民館を利用しての学習塾型教室方式によっての学習支援を行っているものです。その効果か、ここ数年、学習支援参加者の高校進学率が100%になっている資料を拝見いたしました。

また、子どもたちをサポートする学習支援については、教員OBや富山国際大学の学生さん等が担当されており、地域をあげ、官学連携しての取組がなされていると思いました。

その他、高校進学後においても、福祉、医療、保育等の特定分野の資格を取得するために大学、短大、専門学校に進学を希望する者に対して、奨学金の給付を行う富山市福祉奨学資金給付の制度を設けるなど、継続した支援体制が確立されていると感じました。

『百聞は一見にしかず』と申しますが、街を歩き、お話をお聞きし、実に、“まちづくり”と“ひとづくり”に力を入れている富山市であることがわかりました。