活動報告

市内循環ワゴン乗車レポート(2)

市内循環ワゴン乗車レポート(1)に続いて、Cコース、Dコース、そしてEコースについて触れさせていただきます。

Cコース、Dコースについては、東武東上線の西側地域を通るコースで、路線のかなりの部分を東武バスや西武バスと重複するコースとなっています。それゆえ、利用者が少ないように感じました。

東武バスと競合するふじみ野高校バス停

東武バスでは、ふじみ野駅西口から大井循環、イオン循環など平日71便、同じく上福岡駅西口から鶴ヶ岡循環など平日59便で、西武バスでは、南古谷、大宮方面など35便で、従来からバス交通の充実したエリアであることが伺えます。東台地区など一部地域を除いて、大部分のエリアで市内循環ワゴンに頼らなくても交通手段は確保されているように感じました。
また、利用者からは、ふじみ野市役所本庁舎に乗り換えなしで行けるコースの設定を希望する声がありました。(ちなみにEコースは、大井総合支所とふじみ野市役所本庁舎を結ぶコースとなっています。)

Eコースについては、東武東上線を挟んで、ふじみ野市役所本庁舎や大井総合支所、上福岡駅やふじみ野駅を経由することから、充実した循環コースであると思いました。ただ、上福岡駅前の県道踏切や国道254の亀久保交差点を横断することから、道路事情によって概ね20分程度の遅れを生じることがありました。

新駒林3丁目バス停

また、Eコース右回りでふじみ野駅東口に向かう時、新駒林3丁目バス停では、すでにワゴン車は満員で、6人の方が乗車できないことがありました。
休日の午前中で、天候も雨という条件が重なったからだと思いました。

以上、乗車レポートですが、非常に限られた乗車回数で、あらゆるパターンを想定しての乗車ではないため、あくまでも主観的なものであります。

今後とも、充実した地域公共交通の実現のために、『愛着を感じる循環ワゴン』に乗車していく所存でおります。