活動報告

市内循環ワゴン乗車レポート(1)

平成28年3月31日をもって廃止された市内循環バスに変わって、4月1日よりお出かけサポートタクシーと市内循環ワゴンの実証運行が開始されました。まだ、スタートして1か月であることや、平日や休日、そして時間帯の別、さらには晴れの日や雨の日の気象条件など、様々な条件が影響することから、現段階での正確なデータ検証は困難なことと推察しております。

その中で、市内循環ワゴンについては、私が十数回にわたって乗車した感想や各路線の利用者からいただいた様々なお声を踏まえて、いくつかのポイントについて報告させていただきます。

まず、全般的なこととして、いずれのコースとも運転手の応対、運転方法は、懇切丁寧で安全運転に徹していると感じました。
また、利用者から運行についてのご要望は、優待券付き回数券や1回程度の乗り継ぎ可能証明書の発行がありました。
その他、車両については、もっとインパクトのある色彩でPR効果を図ることや、コースによっては大きな車両への変更を考えるべきとのご意見を頂戴しました。

次に各コースのご意見と感想ですが、Aコースについては、①上福岡総合病院前を通過して、少し離れたところのバス停「上福岡総合病院入口」に停車するため、停留所の位置に配慮してほしいとの声がること、②循環コース中、上福岡駅に2回到着するので、駅に向かう方や駅から帰る方の乗客を確保できる利点があること、③上福岡駅東口のロータリーに一般停車車両が多いため、バス停「上福岡駅東口」に停車する際、支障となること、などがあげられます。

また、Bコースについては、①慶珍塚から水天宮までの間に、新たなバス停を望む声が多かったこと、②一定の乗客を確保できる午前6時台、7時台からの運行を望む声があること、③「ふじみ野市役所」から「ふじみ野駅東口」、「ふじみ野駅東口」から「上福岡駅東口」「ふじみ野市役所」と往復可能な路線であるため、利用者にとっては利便性の高いコースであること、などが挙げられます。

なお、Cコース、Dコース、Eコースについては、市内循環ワゴン乗車レポート(2)で報告させていただきます。