活動報告

企業誘致型・土地区画整理事業の視察

11月19日、JA視察研修で企業誘致型の土地区画整理事業を施行している「和光北インター地区土地区画整理事業」と「三郷インター南部土地区画整理事業」の2地区を訪問してきました。

和光北インター地区での研修

両地区とも外環自動車道に隣接し、和光北インター地区は国道254バイパスとの結節点となり、また三郷インター南部地区は首都高速、常磐自動車道へのジャンクションがあるため、ハブ機能の役割を果たす交通の要所となっています。

それゆえ、大規模化した保留地や共同売却区域、共同賃貸区域には、物流企業や新産業系企業が進出し、新たな産業拠点としての市街地を形成していました。

三郷インター南部地区の土地利用図

土地区画整理は、従前の土地から新たな土地(換地)への移動は、換地照応の原則で、通常は現位置に換地されることになります。しかし、余りにも現位置換地にとらわれると、土地の大小によって土地利用の一体化が図れなくなります。
そのためには、地権者の意向を十分に調査し、土地利用の区分けと集約化が不可欠で、土地区画整理が最善の事業手法となっています。

ふじみ野市においても、国道254バイパス周辺の企業誘致を推進するにあたっては、大変参考になる事例と感じました。