市民・都市常任委員会行政視察の2日目（10月30日）は、前日の岡崎市に続き、同じく愛知県の春日井市を訪問することになりました。
このたびの視察は、「狭あいな道路の拡幅」やそれに伴う「ポケットパークの整備」「排水路の整備」など、生活環境の改善のために地域の皆さんが主体となって取り組む事業を支援する「春日井市の街づくり支援制度」の概要等について伺うものでありました。
ふじみ野市では、高度経済成長期より急速に都市化が進み、都市基盤整備が追い付かないまま市街地が形成された地域があります。そのため道路幅員が4ｍに満たない道路や行き止まりの道路など、いざという時に緊急車両の進入に支障となることが心配されます。
また、市街化調整区域においても畑道や畦道をそのまま舗装した4ｍ未満の道路が多々見うけられます。
従来ならば土地区画整理事業によって面的な整備をするのが、有力な手法だったと思います。しかし、昨今の財政的な事情やスピード感を考えた場合には、一定区間のコンパクトな整備手法が求められています。
現在、春日井市では、市街化調整区域内の生活道路の未整備地区を条件としていますが、道路を拡幅する手法の選択肢の一つとして、大変参考になる支援制度であると思いました。
お世話になりました春日井市の関係各位には、心より御礼を申し上げます。
