活動報告

総務教育常任委員会・分科会の審査

3月1日、2日の2日間、総務教育常任員会、総務教育分科会が開催され、条例の一部改正や大規模工事請負契約の締結、令和2年度一般会計補正予算(13号)、令和3年度一般会計予算などの審査を行いました。

なお、常任委員会、分科会での私の主な質疑事項の要旨は次の通りです。

【総務教育常任委員会】

第15号議案 ふじみ野市子どもいじめ防止条例の一部を改正する条例について

◎ 『見逃し』という文言を入れて、「いじめ見逃しゼロ連絡協議会」とすることは、インパクトがあり、意気込みが感じられる。その上で第2項の所掌事務については第1項から第4項まで変わらないが、この名称変更を機会に、これまでよりも一歩踏み込んでいくような思い、施策があれば、それはどのようなことか。

◎ いじめについては、未然防止、早期発見、早期解決が重要で、学校や家庭だけではなく地域を含めて、様々なツールを使って生の声をキャッチできるかが大きなカギとなる。そのためには、いじめ防止条例や「いじめ見逃しゼロ連絡協議会」の存在を多くの市民に知っていただくことが重要となるが、どのように周知しPRしていくのか、その発信についての市の見解を。

◎ 私はいじめの認知件数について、他の自治体と比較してその取組の良し悪しを判断するは早計と考える。むしろ些細なことでも取り上げていただき早期解決を図ることを要望した。

【総務教育分科会】

第3号議案 令和2年度ふじみ野市一般会計補正予算(第13号)について

◎ 土地売払収入について、長年の懸案事項であった那須市有地が処分できたことへの評価、また、処分できなかった旧大井学校給食センター、旧暮らしの会の2箇所の土地の感触、継続して処分の方向なのか。

第16号議案 令和3年度ふじみ野市一般会計予算について

◎ 市民税の個人分について、納税義務者数が令和2年度均等割、所得割で増加数の根拠としているものは何か。

◎ 固定資産税の家屋現年課税分について、一昨年分(令和元年分)よりも下回る金額となっているが、新型コロナ感染症の影響、新築住宅の着工件数が減少、家屋の取り壊しなど、どのような要因と考えているのか。

◎ たばこ税の増減の推移について、税率の引き上げと喫煙者数の関係はどのように分析されているのか。

◎ 様々な危機事案が想定される中、令和3年度に予定している危機管理研修の内容は何か。

◎ 年1回のメンタルヘルス研修の対象者、人数規模、他の自治体の実施回数などは。

◎ 職員メンタルヘルス相談業務について12月分で120千円計上されているが、相談場所、日時の設定、カウンセラー等、どのような相談体制をとっているのか。

◎ 防災会議委員会報酬について、この会議の委員12人の構成は。また、防災士は含まれているのか。

◎ 地区防災計画作成補助事業について、各団体に補助するにあたり専門性のある方のサポート体制はどのように考えているのか。

◎ 防災倉庫更新について、葦原中学校と花の木中学校は浸水想定地域であるが、その対策は。

◎ コロナ対策として、学校の消毒作業、清掃、教職員などの手伝いをし、先生方の負担軽減の趣旨で配置されたスクール・サポート・スタッフであるが、日数を70日と35日とした根拠は何か。

◎ コロナ禍の影響で生活困窮者が増加している中、要保護及び準要保護児童生徒就学扶助費が減額されているが、その減額となった要因は。

以上。

※ 質疑の全文、答弁については、定例会終了後にふじみ野市議会ホームページで閲覧することができます。