4月中旬のこと、青色防犯パトロール隊の巡回前打ち合わせにおいて、危機管理防災課より、富士見市ふじみ野東周辺で、女性に対しての付きまとい行為と下半身露出の事案が発生しているとの報告がありました。
隣接市域でありますが、ふじみ野市の駒林元町、駒西、新駒林、駒林地域は、生活圏が同一であることや、多くの市民の方がふじみ野駅東口を利用することから、この1か月の間、大変危惧しておりました。
そこで、本日は、富士見市議会の伊勢田幸正議員とともに、ふじみ野駅東口周辺や駒林元町、駒西の江川緑道などの危険個所を現地踏査してきました。
このたびは、公園周辺や東上線のアンダーパス等を中心にチェックしましたが、線路脇の公園では、チカン注意の看板があるにもかかわらず、背丈にもおよぶ植栽が死角を形成していました。
通りから見渡せるような公園が、通行人や階段利用者に安心感を与えられると感じました。
また、アンダーパスの側道や地下階段通路は、昼間でも薄暗く、隠れ場所のスペースになり得ると感じました。
なお、アンダーパスは、通過車両が多く、継続的に騒音も発生するため、仮に事件に遭遇したら、助けを求める声が届くかどうか、気になったところです。
最後に、通称、東上線丸山ガード下ですが、防犯上の死角もさることながら、交通安全上も非常に危険性の高い箇所であることがわかりました。
予想以上に、狭い幅員のガード下を東西方向に通過する人や車両が多いこと、それに加えて東上線に沿った形で南北方向からの車両等が、ガード下の東西出口の直近で出くわしていたからです。
特に南北方向からの車両は、勾配のあるまま東西出口付近に侵入するため、その認識が遅れると事故につながると感じました。
その他、複数の道路陥没箇所の発見や一時停止線、ドットラインの消滅など、3時間程度の踏査活動でも、多種にわたり地域の状況把握をすることができました。
次の機会には、夜間の状況把握をできればと考えております。