さる10月21日、防災士によるふじみ野市地域防災に関する意見交換会が開催され、その席上、危機管理防災課より第4回総合防災訓練(11月8日実施)の概要について説明がありました。
今回の訓練の特徴的なことの一つに、小中学校の児童生徒を登校させ、保護者等への引き渡し・留置き訓練を実施することがあげられます。また、フクトピア、大井総合支所、上野台小学校、大井東中学校の会場では、実際に災害が起きた場合の負傷者の治療・搬送等の優先順位の選別するトリアージ訓練が実施され、これまで以上に避難所運営のあり方が注目されることになります。
このたびの防災訓練も地震を想定したものとなりますが、ぜひ訓練の参加に当たっては、避難してきた経路が本当に安全なルートであったのか、検証していただけたらと思っております。
また地域によっては地震だけではなく、水害や大規模火災の想定も不可欠です。そのためにも日頃から現地踏査を実施して、自らが暮らす地域では、何が災害時に障害となり、不足しているのか、さらに何を災害時に活用することができるのか、ポイントを押さえておくことが肝要だと考えております。