本日、新河岸川の灯篭流しに行って来ました。
ゆっくりと流れる灯篭には、ご先祖様や亡くなった方への供養、震災復興への祈り、世界平和の願いなど、様々な想いが込められていると感じました。
養老橋周辺は、舟運で栄えた面影が今でも残っていて、この新河岸川をはじめ湧水群がある福岡江川など、ふじみ野市の水辺は重要な地域資源になっています。灯篭流しによって住民が水辺に関心を持ち、また活動を通じての良好な地域コミュニティの形成に有効性を発揮すれば何よりと考えております。関係者の皆様、お疲れ様でした。
一方、福岡江川の湧水群は、護岸をコンクリートで固めて、安全性から周囲をネットフェンスで覆っているため、「親水」とはほど遠い味気ない水辺空間となっています。私は、水のハザードだけにとらわれず、水辺を活かし水辺を親しむまちづくり、いわゆる“親水のまちづくり”を目指すべきだと考えております。