午前7時27分に家を出て、午前8時までの間、さぎの森小学校に登校する児童の見守りタイムとなります。
新駒林公園では、94歳になるOさんが公園の清掃を終え、路肩のゴミ拾いに。
また、交差点の角には、88歳のOさんが凛とした姿勢で子供たちが登校してくるのを待っています。
いつも謙虚な姿勢の大先輩の御二方には、学ぶことばかりです。
さて、通称トマトハウス角の交差点の定位置につくと、ふじみ野駅に向かう人や自転車、車が、東西南北の方向から進入してくるため、緊張感が走ります。
特に雨の日や、今日のような雪の日は、傘をさしての登校で視界が悪くなり、なお更のことです。
しかし、そんな緊張感を和らげてくれるのが、子どもたちとの『おはようございます』と駅に向かう方との『アイコンタクト』です。
そして、こちらからは、すべての子どもたちに『はい、ありがとう』のひと言を。
今朝は、「谷さん、おはようございます。」と名前が呼ばれ、「寒い中、ありがとうございます。」と数人の子どもたちから。
思わず、涙腺が緩んだ瞬間でした。
正直、子どもたちの性格も千差万別で、当たり前にあいさつができる児童もいれば、うつむいて通る児童もたくさんいました。
見守り当初、私は子どもたちに「おはようございます」を求めすぎていた感がありました。
ある時、できる子、できない子の区別なく、すべての子どもたちに丁寧に声かけすることの大切さに気付かされました。うつむいていた児童から、突然、「おはようございます」をいただいた時でした。
今はできなくても、仮に将来ずっとできなくとも、ひとり一人を丁寧に見守り、声をかけ続けたいと思っております。
ほんのわずかな30分ですが、子どもたちの日々の成長を実感できる朝のひと時です。