活動報告

富山型デイサービス『にぎやか』再訪(2)

先週、11日の富山市は、朝から肌寒く、雨の一日となりました。

私と友人は、タクシーで『にぎやか』に向い、玄関先に到着すると阪井理事長をはじめ、スタッフや利用者の皆様から、「遠いところをようこそ!」と、あたたかく迎えていただきました。

おかげ様で外の天気とは打って変わって、晴れ晴れとした気分にさせていただきました。

スタッフ、利用者の皆さんと一緒に

さて、『にぎやか』では、パワーポイントを使って説明をされた方、そして、コーヒーを入れてくれた方も共に利用者で、スタッフや利用者の区別なく、皆で一つの家庭を築き上げているようにも思えました。

正直なところ、デイサービスの見学なのか、近所の御宅にお茶飲み話に伺ったのか、わからないくらい、話が盛り上がってしまいました。

また、理事長から、利用者に喜ばれる施設運営には、『経営と理念のバランス』が重要であることを伺いました。経営に固執すれば、理念が薄れサービスの低下を招くことや、理念ばかりで経営を考えなければ、継続的な施設運営が危ぶまれることなど、そのバランスの重要性を認識しました。

経営と理念のバランス

いま、富山型デイサービスが全国各地から注目されていますが、その成否のポイントは、形式的に一般住宅をベースとした小規模型の施設ではなく、どれだけ利用者にとってアットホームな施設になるのか、問われていると思います。

見学を終え、この施設のスタッフ、利用者が、いつ行っても『にぎやか』で、誰が行っても『にぎやか』な表情に、まさに一つの家族のように感じました。

見学終了後、利用者の女性、友人と一緒に