本日、地域公共交通の拡充を目指して、市内循環ワゴンとお出かけサポートタクシーの実証運行がスタートしました。
私は、市役所に所用があったため、自宅前の新駒林3丁目からふじみ野市役所までのEコース(左回り)と、その後、ふじみ野駅に向かうため、ふじみ野市役所からふじみ野駅東口等を循環するBコースに乗車しました。
これまでの4コース19便から5コース44便に運行本数が大幅に増えたこと、また、コース設定も駅や公共施設を中心にコンパクトなルートに変更したため、利便性はUPしたと感じております。
ただ、民間バス会社とも競合しないコースの中で、朝の交通空白時間帯をどうするかが、今後のポイントになるかもしれません。
暮らしやすいまちづくりには、地域公共交通政策は要であり、福祉目的だけではなく、都市環境への配慮や地域活性化の視点からのアプローチも不可欠だからです。
さて、先日の説明会では、乗り継ぎ運賃の問題や、満席になった場合の対応、通勤通学時間帯への拡充の要望等がありました。
実際、今日乗車して感じた事は、乗車するごとに運転手さんが、お金の精算確認をし、領収書を手渡しすることは、かなり煩雑な作業かと思いました。
乗客の一人の方からは、「精算機があれば助かる。」「回数券を発行して、いくらかでも割安になれば助かる。」とのご意見を頂戴しました。また、ふじみ野駅東口で下車した時、二人の乗客の方からは、「バス停と駅階段までの距離が以前よりも遠くなったこと。」をお聴きしました。
私は、下車後に『バス停歩道部分への移動時の路肩の高さ』が、気になりました。
1年間の実証運行で、どのような課題が見えてくるか、また利用者からはどのような要望が上がってくるか、しっかり見極めて、今後の地域公共交通の更なる充実を目指していきたいと思っております。