活動報告

自殺予防対策~ 議員研修会参加

本日は、自殺予防対策についての議員研修会に参加しました。
平成10年から平成23年までの14年間、自殺者数は3万人を超えていましたが、平成24年、25年は2万7千人台を推移し、若干の減少傾向に転じました。しかし、交通事故の年間死者数と比較すれば、約6倍に当たることや、20歳から39歳までの若年層の死亡原因の第1位が自殺であることは憂慮すべき問題であります。

ふじみ野市では、平成21年から平成25年までの5年間で125人の方が自らの命を絶たれ、いま、市では人の悩みに気づき、相談に乗ってあげられるゲートキーパーの研修を行い、人材を養成しているところです。

ゲートキーパーがより有効的な役割を果たすには一過性の関わりではなく、継続してフォローする体制と、家庭や地域、学校や職場、医療機関などの横との連携が不可欠です。そのためには情報の共有化と個人情報の保護との壁をどのように調整していくかが重要なポイントになると考えております。

昨年12月の議会一般質問で取り上げたテーマだけに、大変有意義な研修となりました。