活動報告

人権講演会に参加

7月10日、勤労福祉センターで行われた野口健氏の「あきらめないこと、それが冒険だ」の講演会に参加しました。
野口氏が少年時代にいじめにあった経験から現在取り組んでいる清掃登山活動、そして遺骨収集活動などのお話で、ユーモアをたっぷり交え、かつ、ひと言ひと言が、心に染み入るものばかりでした。
特に印象に残ったことは、野口氏のこれまでの様々な活動を通じて“自分では社会正義であると思って活動しても、必ず反対する人たちがいること”や“いやがらせを受けても決してひるまなかったこと“などです。
子供の頃、学校に行きたくないとき、お母さんに急所をつかまれて“逃げるな”と教え込まれたスピリットが生きているように思えました。
野口氏自身の華やかなさとは全く逆に、これまでの活動が山と同様に険しく、決して平たんな道のりではなかったことです。
しかし野口氏は一気に頂点に登ってしまうような活動よりも、コツコツと地道に続けていく活動の大切さを説いてくれました。
“生涯まちづくり”をモットーにしている私には、この上ないエールであり、これまで続けている活動に最善を尽くし、貫き通すことが大事なことだと思いました。