活動報告

新学期見守りスタート

いよいよ本日より3学期が始まり、地域の見守り活動も平成30年のスタートを切りました。

私の学童期を振り返り、さぞかし冬休み明けでランドセルが重たいのでは?と思いましたが、子どもたちの笑顔と元気なあいさつを受け、余計な心配であることがわかりました。

さて、昨年、文部科学省・中央教育審議会の「学校における働き方改革特別部会」において、「登下校時の見守り」や「地域ボランティアとの連絡調整」などを学校以外が担う業務とする改正案がまとめられました。

昨今、教員の長時間労働が社会問題となっている状況の中で、業務の軽減は不可欠だと考えております。しかし、先生の“おはよう”を受けた子供たちの笑顔、そして何より子どもたちの安全を考えた場合に、業務の区分によって地域や学校との境界線を設ける必要性があるのかと思いました。

かつて比叡山延暦寺で、『不滅の法灯』が、1200年以上にわたって灯りを消さずに燃え続けているのは、当番を決めずに常に誰もが油を切らさないように注意を払っているからとお聞きしました。

私は、地域、保護者(家庭)、学校の垣根なく、できるだけ多くの方に、“できる範囲内”で見守り活動に参加していただくような、すそ野を広げていくことが大切だと考えております。