活動報告

『議会基本条例』セミナー参加

本日は、『議会基本条例の活かし方』をテーマとした議員研修セミナーに参加しました。

講義の主な内容は、議会基本条例を定める意義や条例を構成する基本的な要素、他の議会例規との関係、議会の説明責任などで、全国の自治体事例を踏まえて説明していただきました。

冒頭、講師である元衆議院法制局参事の吉田利宏氏より、条例の策定にあたり、それぞれの規定が『誰に対して向けられたものなのか・・・』を明確にし、『単なる理念を記したものではなく、本気なものが求められている・・・』とのアドバイスがありました。

例えば、議会内に対しては、『議会の改革を後戻りさせないこと』、執行部に対しては、『二元代表制を実質化するための規定の整備となること』、そして市民に対しては、『約束を明らかにすること』が、求められているとのことでした。

2006年に北海道栗山町で最初に制定された議会基本条例は、今、全国の自治体議会のうち、約700の議会で制定されている状況です。まだ、ふじみ野市では制定されていませんが、この条例制定の有無にかかわらず、市民の付託を受けた議員、そして議会が、しっかりと行政チェック機能を果たし、政策の立案能力を身につけること、そして市民に対して説明責任を果たしていくことが、重要だと感じました。

そのためには、まず、私自らのスキルアップが不可欠だと思いました。