トピックス

さぎの森小学校前の県道横断

1学期が終了し、夏休みとなりました。
私の朝の見守り活動も一休みとなり、正直“ほっとしている”ところです。
しかし、その中で幾つか気になっていることの1つとして、さぎの森小学校前の県道横断について触れさせていただきます。

さぎの森小学校前の県道東大久保ふじみ野線は、交通量が12時間当たり約4000台(平成22年交通センサスデータ)を数え、朝夕の登下校の時間帯は仕事へ急ぐ車などをよく目にします。
現在、学校東側には信号機が設置されていますが、くい違い四差路で交差点内での進路変更も複雑になるために、約9割(約300人)の児童が正門ではなく、信号機のない横断歩道を渡って西門から登校している状況にあります。

くい違い四差路の信号機
交通指導員や地域の方に見守られての終業式当日の登校風景

朝の登校時の限られた時間帯には、交通指導員の方や地域の見守りボランティアの方が、児童の交通誘導をして県道横断の安全が確保されてきましたが、下校時間帯は児童自らの危険予測と判断によって、県道横断を余儀なくされています。

道路交通法では、横断歩道を横断しようとする歩行者がいれば、車両は一時停止する義務がありますが、止まらない車両が多いのが現状かと考えております。このため、危険予測がままならない低学年児童がいることやドライバーのルール違反もあるという前提で、安全対策を考えていかなければなりません。

一つには子どもたちに対しての継続した交通安全教育は不可欠ですが、他方、交通量の増加している当該箇所には押しボタン式信号機の必要性を強く感じております。私は、これまで以上に、学校や地域の方々と連携して信号機の設置要望をしていければと思っております。

まさに、「現場の声を待ったなし」の状況です。