谷しんいちトピックス
前年 平成29年 月選択
頑張っている高校生
平成29年4月29日UP!
 4月23日、日曜日の朝、いつも視聴しているNHKのニュースに続いて、ドキュメンタリー番組『目撃!にっぽん』が始まりました。

 この日のテーマは、『高校生ワーキングプア 旅立ちの春』で、父子家庭で育った高校生の兄弟と母子家庭で育った女子高生が、アルバイトで家計を支えながら勉学に励み、将来の希望に向かって頑張っている姿が、映し出されていました。

 父子家庭で育った兄弟は、頼りにしていたお父さんを亡くされ、家計を支えるために、お兄さんはアルバイトをして定時制高校に通い、弟さんもまた、全日制高校の授業を終えるとアルバイトに向う高校生生活でした。

 また、女子高生は、母親だけの収入では生活が厳しいため、アルバイトを掛け持ちし、将来の夢(キャビンアテンダントになること)に向けて、頑張っている姿が紹介されました。

 我が身を振り返って、青春時代と言えば、遊びたい盛りであり、つい、周りと比べてしまうことがよくありました。私自身が父親を亡くした時などは、非常に心が揺れ動き、折れそうになることもありました。

 それを、格差が拡がる複雑な現代社会の中で、3人の高校生が、明るく、元気に、しっかりとした目標をもって日々の生活を送っている姿には、立派な大人としての頼もしさを感じました。彼らには、必ずや夢を実現し、今後の幸せな人生を送っていただけたらと思いました。



 さて、その前日の土曜日と日曜日の午後のことですが、各地で高校生の頑張っている姿を目の当たりにしました。

 4月22日のことですが、所用で都内に出かけると、池袋駅地下通路の数か所で、某女子校と某男子校の高校生が、笑顔で声高らかに『あしなが学生募金』の呼びかけを行っていました。

 また、日曜日の午後には、東急東横線の自由が丘駅前でも、別の高校の生徒さんが、通り行く一人ひとりに、しっかりアイコンタクトをとって、『あしなが学生募金』の呼びかけを行っていました。



 交通遺児や震災遺児の方、また親の死別、離婚等によって、父子家庭や母子家庭で育った子供たちが、様々な社会環境の中で、頑張っている姿には、心よりエールを送りたい気持ちでおります。

 世のため人のためにと、高校生がボランティア活動に参加したり、将来の夢に向かって、夜遅くまで勉強やスポーツに打ち込んでいる姿を拝見しても、同様な気持ちになります。

 私が若かりし頃は、大先輩方から、よく『今の若い子は・・・』と言われたものでした。

 決して『今の若い子・・・』と一括りで判断することは、適切ではないかもしれません。しかし、私からすれば、『今の若い子も、頑張っています!』というのが、正直なところです。

 未来ある子供たちが、いつでも、どこでも、頑張り、頑張れるような社会をどのように創造していくべきか、改めて、支援のあり方や地域の関わり方について、深く考えさせられました。